ストリーミングの不正行為(不正再生)とは?
主に人工的にストリーミング再生を行うことを指します。
以下の行為はアーティスト本人だけでなくリスナー側が同様の行為を行なった場合も、配信ストア側に不正再生と判定される可能性がございます。
そのため、アーティスト側はリスナーに対して過度なリピート再生などに対し、注意喚起を行うことが必要です。
人工的な再生・不正行為(再生回数の操作を含む)の例:
- 人為的、機械的な再生
- 特定のプレイリスト等で繰り返し特定の楽曲を再生している
-
金銭を支払うことで行われるマーケティング商品でも、配信ストアの判断によっては該当してしまう場合もある
- 第三者の著作物を許諾なく利用しているコンテンツを商用利用している
各配信ストアは、プラットフォーム上での不正行為(不正再生)を防止するために、常にリピートされた再生などの不正な再生行動を特定し、防止・排除することに取り組んでいます。
各配信ストアの不正行為(不正再生)に対する対応方針
<Spotify>
https://artists.spotify.com/blog/modernizing-our-royalty-system
<Apple Music>
https://artists.apple.com/ja-jp/support/3913-protect-from-streaming-manipulation
https://itunespartner.apple.com/ja-jp/music/support/5355-flagged-streams-in-review-content-reports
突然リリースが配信停止されているのはなぜ?
理由の一つに配信ストアからの不正行為(不正再生)の報告や配信停止措置が考えられます。
ストリーミングの不正行為(不正再生)は、各配信ストアの基準を満たすものではないため、これらが発覚した場合、各配信ストアの判断によりリリースの配信は停止され、不正行為(不正再生)に該当する再生回数は実績の集計から除外され、販売収益を受け取ることができない場合があります。また、当サービスから警告を受けたり、アカウントが凍結されることがあります。
上記の報告が行われた場合、原則、当サービスからの配信再開はできかねますことをご了承ください。
金銭を支払うことで行われるマーケティング商品のリスク
金銭を支払い、第三者により音楽のプロモーションキャンペーンが実施される場合、アーティストは意図ぜず、自分の楽曲が配信ストアによりストリーミングの不正行為(不正再生)と判定され、配信が停止されることがあります。
プレイリストへの登録、フォロワー、ストリームを増やすためにお金を支払うことは、各配信ストアのポリシーに反するため、行わないことを推奨します。ボットや他の怪しげな方法を使ってストリーム数を人工的に増やすウェブサービスやマーケティング会社がありますが、これらはほとんどの場合、悪い結果に終わります。
音楽のプロモーションキャンペーンを実施する予定がある場合は、正確に調査を行い、信頼ができる評判の良い企業とのみ取引を行うようにしてください。
Spotifyは、人工的なストリーミングに関してSpotifyヘルプセンター記事や動画で説明しています。